世界は西側諸国 対 ロシアの対決に見えるけど、実は3つに分かれている。

コロナ禍の2年の間に世界の構図が大きく変わっているのを

感じます。ロシアのウクライナ侵攻で決定的になった。

 

貿易や国境を越えての人々の交流の変化、そして国同士の

協力と敵対が明確になってきた。

 

今朝7時のBS1の世界のニュースを見ていて驚いた。

 

イギリスのニュースの中で日本もすでに平和を捨てた、とあった。

 

えっ!、一般日本人のほとんどはそんなこと考えてないよ~

 

そして安倍さんの演説姿が流れ、日本も今までとは変わって

きている印象を与えていた。

 

はは~ん。世の中は日本国内のムードを無視して、

このように宣伝され、作られていくのね。

 

世界のニュースを見て、どの国も戦争をストップする努力を

しているようには見えない。

 

流れはすでに決まってしまったのか?

 

さて今朝、22日付けの52分程度のちきりんさんのVOICYを聞いた。

 

タイトルは「ロシアのウクライナ侵攻から3カ月。今後の

世界情勢について解説しました」です。

 

プレミアム配信なので、プレミアムリスナーしか聞けなくて残念。

今の世界情勢のことがよく整理されていますよ。

 

 

要点は、

1) 世界は3つに分かれた。

西側諸国、ロシアや中国、そして第3の国々の3つです。

第3国とはトルコ、インド、日本以外のアジア、

アフリカ諸国などです。

 

2) 岸田首相の今、日本ははっきり西側諸国に組み込まれた

ことを承認した。これは戦争が起きた時、もはや避けることは

できない状態になったということ。

 

鍵を握っているのはトルコとインド。

中立の意思を表すことによって、西側からの援助を

どんどん引き出そうとしているなかなかの知恵者だ。

 

こうした第3国の中の力のある国がどちら側につくとも

はっきりした態度を示さないでいてくれると、何とか世界の

バランスが取れるのかもしれない。

 

今日のVOICYでひとつ印象に残ったのは、

ウクライナフィンランドNATOに加盟すると

日本の沖縄のようになっていくだろうということです。

 

NATO軍の基地があちこちにできれば、それに付随する

歓楽街もでき、その土地の市民たちを脅かすようになる。

 

悲しいけど、現実だ。

 

これからどのように世の中が流れていくのだろうか。

 

西側諸国側の報道だけを聞いていると、偏った

世界観を持つことになります。

 

世界は今、等分に3つに分かれているのです。

 

今日のVOICYを是非聞いてほしい・・・