散歩は楽し  ならまち 2  〜 第65回 正倉院展 〜

長い行列に並ぶのがいやで正倉院展には
前を通っても入ったことがありません。

でも今回は思い切って行ってきました。
期間が2週間ちょっとと短いです。


午前中は混むと聞いていたので、午後2時頃行ってみると
並ぶことなくスムーズに館内に入ることができました。

それでも中はどの展示品にもたくさんの人だかりができていて 
なかなかゆっくり見るというわけにはいきません。

一度展示された宝物は10年間は展示されないので、
毎年違うものが見られ、多くのマニアの方たちが
楽しみにしているようですね。

屏風や雅楽奏者の衣服が抑え気味の色合いに
染められていて 奈良らしさを感じました。



次の2つは華やかで特に多くの人が集まっていた宝物です。

「漆金薄絵盤」(うるしきんばくえのばん)

香をたくための入れ物を上に置いて 仏様に供えられた品。
木製で蓮の花をかたどったもので とても色鮮やか。


「平螺鈿背円鏡」(へいらでんはいのえんきょう)

琥珀(こはく、ミャンマー産)、夜光貝トルコ石(イラン産)、
ラピスラズリアフガニスタン産)と世界各国の宝石で飾られている鏡。
かなり贅沢な品ですね^^