長い行列に並ぶのがいやで正倉院展には
前を通っても入ったことがありません。
でも今回は思い切って行ってきました。
期間が2週間ちょっとと短いです。
午前中は混むと聞いていたので、午後2時頃行ってみると
並ぶことなくスムーズに館内に入ることができました。
それでも中はどの展示品にもたくさんの人だかりができていて
なかなかゆっくり見るというわけにはいきません。
一度展示された宝物は10年間は展示されないので、
毎年違うものが見られ、多くのマニアの方たちが
楽しみにしているようですね。
屏風や雅楽奏者の衣服が抑え気味の色合いに
染められていて 奈良らしさを感じました。
次の2つは華やかで特に多くの人が集まっていた宝物です。
香をたくための入れ物を上に置いて 仏様に供えられた品。
木製で蓮の花をかたどったもので とても色鮮やか。
「平螺鈿背円鏡」(へいらでんはいのえんきょう)
琥珀(こはく、ミャンマー産)、夜光貝、トルコ石(イラン産)、
ラピスラズリ(アフガニスタン産)と世界各国の宝石で飾られている鏡。
かなり贅沢な品ですね^^