若い人たちの新鮮で活発な意見

気が向くと平日8時からBSフジで放送される 「プライムニュース」 を見ます。
2時間その日のテーマに関して その道の専門家たちが意見を言い合う番組です。

知識不足のせいでしょう。 30分すると大抵ギブアップで チャンネルを
変えたり、居眠りをしてしまったりすることが多いです。

でも今夜の「日本は平和国家なのか ”戦前”は今も続く?」は最後まで
面白く見ることができました。

ゲストは 佐藤健志氏 と 古市憲寿 のお二人でした。

戦争に対して 今までとは違った切り口で語ってくれていて
そういう見方もあるのかと思いました。

佐藤氏は敗戦(終戦とは使ってませんでした)が1945年8月15日となっているけれど、
実際に主権を回復したのは1952年4月である、このあまり触れられてこなかった
7年間について もう一度考え直してみる必要があるとの意見を言っていました。

それはアメリカや世界との大きな軋轢を生むことになるかもしれないが、
それでも検証は必要なのかと司会者は問いかけました。

また、アメリカがイギリスから独立する時も アメリカが苦しい過程を経て
イギリスから独立していったという話があって 他の国もそういう経験を
経ているのだと気づきました。
自分の国だけを見ていては 答えは出ないのかもしれません。

今回は30代、40代(おそらく)の若い方との戦争議論だったから
新鮮で面白かったんだと思います。

ただ佐藤健志氏と比べて古市憲寿氏がちょっと遠慮ぎみに
感じられたことは残念でした。

このような歴史を学んだ若い方たちの活発な発言を これからも
どんどん聞いていきたいと思いました。