超高齢になった親たちの介護

今 親の介護の真っ只中という知り合いが多いです。

ほとんどの場合 80歳後半から90歳前半です。

一人or夫婦のみの暮らし、子ども一家との同居、老人ホームと
さまざまですが、離れて暮らす子どもたちも可能な限り通っています。

わたしたち介護する側が 高齢の世界に足を踏み入れよう
としている時なので、通うことだけでも結構大変なことです。

わたしの場合、当時両親の二人暮らし、その後一人になった母は
老人ホームに入ったので、どちらの時も姉たちと交代で通いました。

もちろん物理的な世話も大変でしたが、 何より辛かったのは
最後のほうはもう欲がなくって 無気力で何してあげても
喜ばなかったということです。

超高齢でその上体調が悪いと 健康な人間とはもう
価値観が違うんですね。

将来わたしも娘に世話になる時が来るのでしょうけど、
今何が食べたいとか 何をしてもらいたいとか せめて自分の意思を
最後まできちんと伝えられる状態でありたいとは思っています。

超高齢になるということは誰にとっても未知のこと。
元気な今予想もつきません。

今元気なうちに 妬みとか僻みとか恨みとかの重たい感情を
なくして できるだけ軽くしておきたいものです。