旅は楽し 〜出雲、玉造温泉、境港 (島根、鳥取) 〜

以前旅の雑誌で紹介されていた陶器のお店が忘れられず、
機会があれば一度行ってみたいと思っていました。

場所は ”JR玉造温泉駅” のすぐ近くにある  
「湯町窯」という窯元です。



「湯町窯」店内



作品がディスプレーされた部屋


江戸中期、この地で「布志名焼(ふじなやき)」として始まりました。

昭和に入って民藝運動家のバーナード・リーチ濱田庄司
河井寛次郎らに指導を受け、スリップ・ウエアという技法を取り入れた 
温かみのあるモダンな作品を多く手がけています。

コーヒーカップ&ソーサーとケーキ皿、箸置、大皿、
ミルクピッチャーと少々大人買いをしました ^^

3代目の福間しゅう士さんから直にお話しを伺うことができ、
遠く旅した甲斐がありました。(お名前の”しゅう”は王ヘンに秀)



出雲大社


神話の世界に浸れる「出雲大社
その昔、巨大な神殿があった証拠となる巨大な柱が展示されています。





     
(写真左) 境内に置かれた祭神”大国主命”の像。




「県立古代出雲歴史博物館」

出雲大社と隣接しています。
広大な敷地の中にある博物館。



博物館の2階にあるカフェ「Maru Cafe」でひと休み。
窓から見える壮大な景色とモダンな店内とがよくマッチしています。




稲佐の浜

時間的にちょうど夕日が見える頃だったので、ラッキーでした。
旧暦10月、全国の八百万の神々が出雲の国に集まります。

この期間 他の地域では ”神無月”ですが、逆に出雲では
 ”神在月(かみありづき)」”と言われます。

神々がこの海岸からやってきて出雲大社へ集まるため
一時全国の神様はいなくなってしまうのです。

今年は12月1日がその日にあたります。
神々のお迎え、お見送り、そしてその間の「神在祭」と
神聖な行事が行われる予定です。

出雲大社は縁結びの神様でもあるので、若い人たち
たくさん来てました。



我が家は神社仏閣を訪ねるのが好きなので、この後、佐太神社
美保神社(どちらも島根県松江市)も訪ねました。

ちょうど七五三と重なり、衣装を身に着けた可愛らしい子どもたちの
姿もありました。

また美保神社では結婚式もあり、ちょうど白無垢姿の花嫁さんと
花婿さんの写真を撮影中でした。


佐太神社」での神楽の舞(?)

参拝時ちょうど神楽の舞が行われるところでした。
自然と古代の日本の情景が浮かんできます。




水木しげるロード

美保神社すぐ橋を渡るとそこはもう鳥取県境港市
漫画家 水木しげる氏の出身地です。





水木しげる氏らしい含蓄のある言葉ですね。





仕事をする水木しげる氏と”鬼太郎”と”ねずみ男



通りには妖怪の像が点々と置かれています。
訪れる人たちが一緒に写真を撮ったり楽しそう。

ここはアジア系の観光客がとっても多かったです。
「げげげの鬼太郎」も海外で有名なんでしょうか・・・