落ち込んでいる時こそ次のチャンスの準備期間

先日サイト巡りをしていて、いい言葉を見つけました。

”人生にも春夏秋冬がある”

考えてみると 政治も経済も個人としての人生も
一定の場所を留まることはありません。

春に種をまき、夏に成長、秋に収穫して やがて
枯れる冬を迎える。人にもこの周期があって、
人の場合はだいたい12年だそうです。

華やかな世界で生きる人からわたしのようなフツウの
主婦まで各人に春夏秋冬があると考えると・・・・

芸能界の人で勢いよく売れた後で、充電期間といって
さっと芸能界を去ったり、海外に勉強しに行ったりする
人がいますが、これは冬が訪れる前に 次の季節に
種まきを始める準備をするのでしょう。

そして誰にも 失職、病気、離別、返済不能となった借金
人間関係のつまずき・・・と何らかの形で冬の時代がきます。

その時 やけになって薬に走ったり、ギャンブルに
のめり込んだり、他人のせいにばかりしたりして
春をやり過ごせない場合 順当な四季が巡って
こないことになります。

80歳になっても生き生きとしている人は
命が尽きるまでそのサイクルが巡っていることを
本能的に感じ取っているのでしょう。

どん底の時こそ 社会をじっくり眺め、よく考えて
粛々と暮らしていけば やがては春から夏、
そして収穫の秋を迎えることができるのだと思います。

お金や出世、他人様からもらうよい評価は秋の
収穫ですが、有頂天になっていても やがては
冬を迎えることになります。

揺るぎないもの・・・それは人の内なるものから
湧き出てくる充実感や あゝ生きているなぁという
実感のようなものではないかと考えます。

激動する今、いかに平凡な人生でも”春夏秋冬”は
万人平等に与えられていると信じて 最期の
瞬間まで生きていることを感じながら暮らして
いきたいものです。

国にも春夏秋冬がある。
今、日本は何の季節?

世の中の経済にも春夏秋冬がありそうです。
今、経済は何の季節?

そんな風に世の中を眺めていると 自分にとって
有効な情報はどれなのか 逆に不要な情報は
何なのかわかってくるような気がします。