久々によかった映画 「ある男」

映画「ある男」を観てきました。

 

見終わって、長く余韻が残るいい映画でした。

 

友だちが「ある男」の本を読んでよかったから、

是非読んでと言われたけど、今、小説は読まないので、

原作を避けて、映画を観ることにしました。

 

何らかの理由で自分をすっかり変えてしまいたい

人が世の中に存在します。

 

その方法のひとつは他人の名前や過去へのすり替えです。

 

当然その人と関わった人たちはとてもつらい目に合わせられるはめになります。

 

切ない、とにかく切ないです。

 

そんな環境に置かれているは自分の責任ではないのに、

めちゃくちゃ理不尽過ぎます。

 

主人公の窪田正孝さん、妻役の安藤サクラさん、弁護士役の

妻夫木聡さんなど、どの人もいい演技をしてました。

 

長男役の男の子、坂元愛登君。

 

強い悲しみやどうしようもないもどかしさが

よく表れていました。将来の成長が楽しみ!

 

 

一緒に行った友達と帰りのカフェでは、映画「ある男」談義で

大いに盛り上がりました。

 

 

映画『ある男』公式サイト | 11月18日(金)全国ロードショー (shochiku.co.jp)

 

 

内容とは関係ないのですが、物語の鍵のひとつ、伊香保温泉の「玉樹」旅館。

 

伊香保温泉に行くと、たいてい日帰りで「玉樹」さんの温泉に入ってきます。

先々週も浸かってきたばかりなので、びっくり。宿泊したこともあります。

 

落ち着きあるこちらのお宿も、この映画と共にお薦めです。

 

 追記:

その後、玉樹さんのお湯に浸かってきました。

会計のところで「ある男」みましたよ、と言ったら、「私の役は真島さんが演じてくれました」と仰ってました。受付してた方、お宿のご長男さんだったのですね。といっても映画はあくまでフィクションですが🎶

 

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