8月納涼歌舞伎を観に行く  〜 東銀座 (東京) 〜

今月の歌舞伎座での公演は3部構成
となっています。
今私が注目している猿之助さんが
出演されているので1部(11時〜)と
2部(2時15分〜)を通しで観てきました。





坂東玉三郎さんが演出されています。
博奕がやめられない遊び人の半太郎には市川中車さんが、
恋女房お仲には中村七之助さんが演じます。

しょうもない男だけど 心根は優しい半太郎。
中車さん、はまり役です。

玉三郎さんは過去に歌舞伎座で4回ほど
お仲の役を演じています。
玉三郎さんのお仲役、是非観てみたいですね。




勘九郎さんの長男勘太郎君が一人で踊ります。

大きくてま〜るい黄色の月をバックにうさぎに
扮して ベテラン清元連中の方たちの音楽に合わながら
舞う姿は何とも愛らしい。まだ6歳です。

歌舞伎の世界ではこうして幼い時から鍛えられて
いくのでしょう。
こんな小さな子が一か月毎日出続けるのは
並大抵なことではないですね。



「団子売」、こちらも踊りです。

団子を商う夫婦で夫の杵造には勘九郎さんが、
妻のお福には猿之助さんがそれぞれ演じます。

猿之助さん、色っぽいです。流し目がたまりません。
6月の江戸風呂屋の三助に引き続き 猿之助さんの
踊りを堪能できて幸せ!でした。



修善寺物語」
能の面を作る夜叉王の姉娘・桂役として猿之助さんが
演じます。

猿之助さん出演ということで、楽しみにしていたの
ですが、2部続けて、そして長いドラマ仕立てと
いうことで、ちょっと眠ってしまいました。
後悔してますZzzz・・・・



東海道中膝栗毛 歌舞伎座捕物帖(こびきちょう
なぞときばなし)

弥次さん、喜多さんの旅物語を現代風にアレンジして
います。脚本・演出は猿之助さん。

弥次さんには染五郎さんが、喜多さんには猿之助さんが
それぞれ演じます。

いきなり二人が宙乗りで現れます。

お金がなくなった弥次喜多さんは歌舞伎座で大道具の
アルバイトをすることに。その過程で殺人事件が
次々に起こり、謎解きをしていきます。

笑いがたくさんあります。納涼のひと時に相応しい
楽しい舞台です。 たまにはこのようなドタバタ劇も
いいものです。

最後去っていく時も 二人はまた宙乗りして
いきました。


お楽しみのひとつ、歌舞伎座のお弁当です。
今回もやっぱり「あなご屋 銀座ひらい」の
ちらし寿司を選んでいました。美味しいのでつい・・・