昨今の店頭での野菜の種類の多さに嬉しいやら
不安になるやら。特にトマトの品種の多さには
目を見張るものがありあます。
自分で作物を作っているわけでないので、
偉そうな批判はできません。でも季節感の薄れた
青果物にこれでいいのかとも思います。
遠くでできたものや季節はずれのものは
地元や旬に取れたものと比べると遥かに手間も
燃料もかかっているでしょう。
そう思えば本当は 季節のものがいいし、
地元産のほうが負担が少ないはず。
かといって神経質になれば 生活が味気なくなるので
上手くバランスを取って・・・
というわけでせめて野菜や果物の本来の季節を知って
その時期の青果物の美味しさを感じたいものです。
生産する側にお任せでなく、わたしたち消費者側も
少々意識して買うことが必要かもしれません。

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実はトマトの旬は春だとか。夏に比べて春はゆっくり
生長するので味の凝縮感があるとのこと、ふむ。
秋から冬にかけては根菜全体が旬です。
煮物やスープなど体を温めてくれそう。
食卓で子どもたちと季節の野菜や生産地の話で
会話が弾めばしめたものです。

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野菜の旬があるといいます。
例えば今頃の秋から冬にかけての旬の野菜は、
秋分は 天然のキノコ類、ギンナン
寒露は ニンジン、玉ねぎ、じゃが芋
霜降(冬支度を始める頃)は 里芋、ごぼう
立冬(今頃です)は 長芋、大根
小雪(雪が降り始める頃)は 春菊、レンコン
大雪(本格的な冬到来)は 白菜、カブ
と示されています。
こういうことを頭に置いて今晩は何しようかなと
考えるのも悪くないですね。