幸せな気分に浸れる料理の本2冊

料理の本を眺めながら、人が集まったら
こんなの作りたいな、冷蔵庫に残る野菜で
どんな風に料理しようかなと妄想するのが
好きです。

最近幸せな気分に浸れる料理の本を
知り合いからもらいました。
石見銀山に旅行した折に見つけた
とのことです。


「他郷阿部家の暮らしとレシピ」

石見銀山・群言堂 他郷阿部家の暮らしとレシピ

石見銀山・群言堂 他郷阿部家の暮らしとレシピ

著者である松場登美氏はかつて江戸時代に石見銀山
お役人であった阿部清兵衛の家に少しずつ手を加え
現在宿泊施設として経営されている方です。

地元で採れた食材を丁寧に料理したものを提供します。
そのレシピがたくさん紹介されています。

その中のひとつ「山椒風味のラタトゥイユ」を
作ってみました。ラタトゥイユに入れる
野菜を鍋に入れ、まずはニンニクで香りづけ、
次に水は入れずに実山椒と塩だけの味付けで煮込みます。

シンプルな味で美味しかったです。温かいうちに
食するのがいいですね。こちらのレシピどおり
トマトは入れませんでした。



他にもこんな感じのオリジナリティーの溢れるレシピ満載です。



東慶寺 季(とき)の味」

以前この中のレシピ「蕎麦寿司」を作って
このブログで紹介したことがあります。

今の季節に良い料理です。

こちらはその時のサイトです。
http://d.hatena.ne.jp/baikamo77/20140715/p1

著者の井上米輝子氏は東慶寺のご住職様の奥様です。
やはり身近で採れた野菜をふんだんに使った料理が
たくさん掲載されています。

お料理だけでなくお庭の四季折々の木々や花などの
写真もほっとさせてくれます。


こんな感じでレシピが載っています。


眺めていると幸せな気分に浸れるこの2冊の本で
共通していることは 四季をとても大事にすると
いうことです。 今では忘れがちな ”旬”を
充分意識して作られた料理ばかりです。

とても忙しいこの時代、コンビニやスーパーのお惣菜を
利用するのももちろん悪くないのですが、たまには
こんな本を眺めながら いつか作ってみようと思うだけでも
価値があると思います。