震災時災害派遣さた人たちの話

東日本大震災から丸3年。

地震津波原発事故が加わり、復興が
遅れがちな特別な大災害。

当時 現場で救助にあたった44名の自衛隊員たちの
インタビューをまとめた本を読んでみました。

証言 自衛隊員たちの東日本大震災

証言 自衛隊員たちの東日本大震災

地震が発生し、各隊員たちがいた場所に 指令が入り
それぞれの任務に就くことになります。

物資調達、食事提供、入浴支援、災害現場の復旧作業、
遺体の捜索、 歯科医官による遺体の検視、原子炉冷却に
関わる作業等どれも厳しい条件の下で行われた災害支援でした。

被災地から離れたところに住むわたしが こういう重たい内容に
ついてのインタビューを  軽々しくまとめて書くことは
とてもできません。 直接見て、聞いて、読んで感じることが
大事なんだと思います。

曳舟(重い荷物を運ぶ大型船を接岸させるための船)の操縦や
兵站支援、米軍との共同作業などについては あまり報道されず
目立ちませんがとても重要な仕事だそうで、実際にどのような
作業が行われるのかを知りました。

この本は自衛隊員だけのお話しですが、他に警察、 消防隊、 
各公共団体、 NPO、 個人でも団体でもボランティアの
多くの人たちが災害支援をしていました。


災害大国にっぽん。

またいつかどこかで大きな災害が必ずやってきます。 
その時 ”国”の存在がなければ 立ち直ることはできません。

”国”ってなんだろうと改めて考えさせられます。
これかれもいろいろ見て聞いて読んで、感じていきたい。