今年読んだ本で印象に残った言葉

今年も多くの本や人との会話から多くのことを学び、
気づかせてくれました。

世界が大きく変化する中、今までの価値観が絶対的な
ものなのか、それが本当に正しいものなのか
ひとつひとつ確認しながら生きていきたいと思う。


最後に今年読んだ本の中でたくさんあった印象に残る言葉を
いくつか引用して 来年への励みにしたいと思います。




平川克美著: 小商いのすすめ (ミシマ社)

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・・・・本来責任がない「いま・ここ」に対して、責任を持つということです。
わたしたちは、本来自分に責任がないことに対して、責任を持つという
かたちでしか、遅れて生まれてきたこと、そして「いま・ここ」にあることを
自らの必然に変えることはできない。

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とっても難しいけれど 今必要なのはこういうことなのかなと思います。

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端的に、小商いは、存続し続けることが、拡大することに優先するような
商いのことです。

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★ちきりん著: 「多眼思考」 (大和書房)

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全員が「世の中をよくしよう!」とか考えなくていいってば。
「自分が楽しく行きたい!」を貫けばいい。そしたら世の中
よくなるって。全員が楽しく生きてる世の中ってサイコーでしょ。

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個人個人皆がいい状態であれば 社会は自然によくなっていきますね。



八代尚宏著: 「反グローバリズムの克服」 (新潮選書) 

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日本では、長年にわたって、社会保障費を中心とした政府歳出の際限なき
増加が放置されている。これは欧州諸国が直面している、共通通貨に加入し、
加入後もそれを守るための「外圧」もなければ、米国のティーパーティーの
ような「内圧」もないことが、その大きな要因と言える。

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が〜んとさせられた言葉でした。