「食べない人たち」を読んで

一か月前、俳優の榎木孝明さんが実行した30日間の不食
話題になり、まったく食べないってどういうこと?と思い、
「食べない人たち」という本を読んでみました。

「食べない人たち」:  マキノ出版

何年も食べないことを実行している秋山佳胤(よしたね)氏、森美智代氏、
山田鷹夫氏3人のお話しです。

一気に食を絶つのではなく、数年かけて2食→1食→量を減らすという
過程を経て 最終的に食べない生活に入ります。

断食とはまったく違うもので、空腹の辛さを感じることなく、むしろ
快適なものと言っています。苦行とは対極なものです。

栄養(?)は ”プラーナ”という 宇宙のすべてをつくりだしている
エネルギーだそうで、プラーナは愛そのものだとか。

ちょっと宗教的で???ですが、ゆったりした気分でいれば
空腹は恐怖でなくなるかもしれません。

わたしは食いしん坊だし、食事は人とコミュニケーションとる上で
大切なものだと思うから実行はしないけど(^^;)、不食は不可能なことでは
ないと知っておくことは無駄ではないと思った。

大病した時、大きな災害にあった時など万が一食べることができない
状況になった時、焦ったり、不安になったりすることはなさそうです。

今世界で食べない人たちが少しずつ増えているとか。

あと数百年もすると不食の人が主流になり、飢えや戦争のない
穏やかな世界になっているかもしれません。

仮に ”不食”と ”地産地消のエネルギー” が実現したら、価格が上がった、
下がったとつまらないことに踊らさせることもなくなります。

信じられないこと、想像できないことを今一度考えてみる。

発想を変えてみると 将来は暗いことばかりではないと思えてきます。