陰で応援してくれる家族がいれば 乗り越えられる

先日知り合いから 心地よいというか こうならば世の中
うまくいくよねという話を聞くことができた。

彼女のお兄さんは再婚同士で、当時相手の人が
2歳の子どもを連れての再婚だったそうです。


彼女のお母さんは家族が増えたといって喜んで
血の繋がった他の孫と何ら変わりなく 可愛がったそうです。


一人そういうお手本になる人がいると、再婚した
本人も安心するし、姉妹兄弟(子どもにとってはおじさん、
おばさん)もそんなものかと思って 分け隔てなく
接するようになります。


やがてその子が成人した時に事実を話したら、
本当のお父さんかどうか 一度も
疑ったことなどないと言われたそうです。


このお母さんのように ちょっとした思いが この子の
運命を決めたと言っても 言い過ぎではないと思う。



別の話になりますが、最近子どもを連れての再婚を
決めた女性と話す機会がありました。


本人も子どもも 相手の家族に溶け込んでいけると
いいなと思います。


わたしは「新しいお父さんと子どもの仲をじょうずに
取り持っていけるといいね。それを何より優先しよう。

もしもうまくいったら その時初めてあなたが
周囲から よくやってるねって認めてもらえるんだから」
と彼女に伝えました。


余談ですが、わたしの父親も すでに物心ついた長女を
連れての再婚でした。

父は周囲への気配りがあまりできない人だったから 
ずいぶん後になって 母も姉も最初はお互い慣れるまで 
大変だったということを聞かされました。


でも母が亡くなった後、母は晩年 長女に何でも
相談するまでになっていたと 姉自身が話してくれました。

わたしは知らずにお気楽に過ごしてた・・・


執拗に家族の形にこだわるのは むしろおかしいと思う今日この頃。

偶然巡り合った人たちと その人たちなりのいい形を
作っていければ それはもうラッキー、 最高に幸せなことです。