世間一般では旦那の実家とはなかなか仲良しになれないという
ことになっています。
でも必ずしもそうとは言い切れなくって そうでない例はたくさんあります。
知り合いの一人に 息子のお嫁さんと とてもうまくいっている人がいます。
「息子なんて手間がかかるものでしょ。 お嫁さんよく結婚してくれたと思う。
感謝してるのよ」 （ポイント１） って何度聞いたことか・・・
今は結婚して７〜８年経ち、保育園に通う子どもがいて、共働き。
忙しくも 仲良くやっているとのこと。
結婚前 しばらく同棲していた時期があって 彼女は息子さんの相手を
気遣って 早く結婚するように急かしていたそうです。
でも相手のお母さんは 「お互い事情があってのこと。 万が一結婚に
至らなかったら その時は縁がなかったってことよ 」 （ポイント２）
と言ってくれたそうで、 知り合いはほっとしつつも 申し訳ないと
感じていたそうです。
＊相手を信頼していないと ポイント１ や ポイント２ のような発想を
普通しません。
結婚後も孫をよく連れてくるし 息子一家と一緒によく外食にも行くし、
お嫁さんのお母さんより頼ってくれるから可愛いし、 息子さんより
ずっと会話が多いようです。
彼女言ってました。
結婚以来ずっとご主人の両親と同居してきたから
実のお母さんよりお姑さんのほうを頼りにしてきたし、
可愛がってもらってきた。 だから 自分の時と同じように
お嫁さんと今自然に付き合えると。
彼女の義理の両親も 彼女の両親も 彼女も お嫁さんの
お母さんも （お父さんのことは話に出てきませんが、同じと
想像しています） 誰も皆 相手を思いやることで 互いの関係を
よくしています。
たまたま巡り合った人と 相性がよかったことで よい連鎖が生まれ、
次の世代がそれを見習って 同じように実践していく。
世の中で 何が本当に大切なのかを感じ取っている人は強いなと思う。
この連鎖が 家族だけでなく、 仕事場に、 学校に、 都市部と地方との関係に、
国と国との関係にと広がっていけば やがて戦争はなくなっていくはず。
経験を積んだ年長者が 次の世代に伝えていきたい 大事なことのひとつです。
