消費か投資かを意識すると時の過ごし方が変わる

私の年代だとお孫さんがいる人が多く、夏休みに
息子さんや娘さんの家族と一緒に旅行に行くという
人も結構います。

たいていおじいちゃん、おばあちゃんが負担すると
聞きます。その際、必ず「大きな出費」という言葉がつきます。

知り合いの一人は娘さん家族と一緒に身内の初盆で
九州に帰るといいます。

亡き人を偲び、自然を眺め、多くの人たちと出会い、
その土地ならではの文化に触れ、たくさんの
非日常を味わうのだから 子どもにとっては
まさに貴重な経験になります。

これを私は孫に対する出費でなく、投資と呼びたい。
将来へ繋げていくための大きな大きな経験です。
学校で学ぶよりも ずっと価値あるものだと思うのです。

将来自分で考え、自分の足で歩いて生きていけるように
することが財産を残すよりずっとずっと効果的です。

そんな消費を投資だと考えると、同行した大人たちは
その時間をより有意義に過ごすよう工夫して過ごします。

もし孫がいたとして、どんな風に子どもたちと
過ごそうかと考えた時、わくわくしてきます。