お金を使う時、これはただの消費かな?それとも投資かなと考えてみる

投資という言葉は巨額のお金の世界という
イメージがありますが、個人のささやかな
日常の中でも使えると思うようになりました。

投資は持続可能な将来のためにお金を使うこと。

むやみやたらにではなく、ほんとに
必要なものなのか、ほんとに欲しいものなのか
意識して使わないとただの消費となってしまいます。

時間があるのに めんどうだからという理由で
いつも惣菜を買ったり、外食するのはただの消費かな。

一方仕事や介護などで忙しく とても作る時間がないので 
外食や出来合いのものを利用するなんていう場合、
体への負担を考えると絶対そのほうがいいし、
家族と楽しいおしゃべりをする時間に
まわせればさらにいいと思う。

我が家のようなフツウの家庭では人生の中で
特に大きな消費は子どもへの教育とローンを
組んでのマイホーム購入だと思います。

子どもへの教育も塾だ〜習い事だ〜と 世間の
物差しで判断してたくさんお金をつぎ込むのは
ただの消費かも。

今の時代5年先どうなるかわからないのに
なが〜いローンを組んで 生活にしわ寄せさせてまで
利息を払い続けるなんてよく考えたほうがよさそうです。

ましてや払い終わりが65歳とか70歳とか
この時代ありえないです。

わたしがよく訪れる橘玲(あきら)氏のサイトで
6月6日付けのタイトル「”災害大国”日本で、
なぜひとびとはハイリスクなギャンブルをするのか?」
に書いてあります。

災害の多い日本でローンを組んでのマイホーム購入は
危険なギャンブルであり 人工的に作り出された
虚像だと。 わたしも最近強くそう思うようになりました。

”ローンを組んでマイホームを”は経済が
右肩上がりの時代だったから たまたま実現したのです。

旅に関してもあっちに行った、こっちに行った、
高いホテルに泊まったと 並べたてて
話してくれる人がいますが、バブル時代みたいだなぁと
思って聞きます。ほんとは数でなく一体どこの何に
感動したのかを話してほしいです。

わたし自身、どこかに出かけた時は 何に
気持を動かされたのかを大事にするようになりました。

だから海外も国内も近所も感動することには
違いない、遠ければ素晴らしいとか、
羨ましいとかいう感覚はまったくなくなりました。

またただの時間潰しでなく、買い物も食事も
自分の感覚にちゃんと合ったものにお金を
使っていくと ストレス解消になるし
将来何か事業を始めるときのヒントに
なったりするかもしれません。

この先世間や他人のものさしでなく
「自分はこれが好き!」「自分はこれをやりたい!」
と思ったものに目を向けていくことが
大事だと思う。

テレビでもネットでも雑誌でも 流れてくる
情報に ほんとかな?と一度疑ってみると
自分にとって必要なものが見えてきます。

そしてパートナーや子どもたちと お金の
使い方について ちゃんと話し合っていけたら
すてきな生活を形作っていけるような気がします。