友人のひとりに、厳しいお作法で行う料理教室に通っている
人がいます。
野菜の切り方から始まって、魚のさばき方、無駄だと思っていた
野菜の切りくずなどの処理の仕方など、細部に渡って厳しい
(うるさい?)指導を受けます。
ある時、何かにつけて「それ、面倒」というのが口癖の
人がいて、先生から「そんなに面倒ならば、生きるのやめたら?」
と言われたそうです。
聞いた時笑ってしまいましたが、とても重たい言葉です。
日常の細かなことから、なにか大きなことにぶつかった時まで
面倒と言って逃げないで、真摯に対処していくのが生きていると
いうことなのかもしれません。
日々の暮らしの中で、ちょっとしたことでも「あ~めんどう」と
思うことが多いですが、その言葉は封印しよう。
知恵を絞って、工夫して行動していかないと身体が退化していってしまうから。