学校ってなんだろう 1

ここ20年ずっと国ってなんだろう、 
家族ってなんだろう、 学校ってなんだろうって
考えています。

世の中のこの大きな変化の中で、国、家族、学校
その他もろもろに対するわたしたちの意識も
変わっていかなければいけないことだからです。

娘が小学生だった時、もう崩壊してるといっていい
クラスがありました。

もう20年以上も前のことです。

授業中こどもたちが外にふらふらと出てしまったり
家に帰ってしまうということが日常化していました。

その時 その学年のお母さんから聞きました。

授業が理解できない子は教室から出てしまう。

逆にもう授業の内容がわかってしまっている子は
先生に気づかれないように 帰宅後に行く塾の
勉強をしていると。


1日8時間、週に5日もこんな無駄な時を過ごします。

学校って一体なんだろうって 強く思いました。

わたし自身は 学校に行くのは当たり前のことだから
勉強は特に面白くなくても 何の疑問も持たず 
通っていました。


でも娘が学校に通う頃には 大いに疑問が湧いてきました。


学校は社会性を見に付けるために行く
という考えもあります。


それは大事なことだけど、あまりに拘束時間が
長すぎて 当時怒りさえ覚えました。


授業についていけない子も 別の学習方法を
取れば 興味を持って取り組むことができる
かもしれない。


授業が充分わかっている子は もっと
他にも好きな活動ができるかもしれない。


興味を向ける対象が全く違う子たちを
同じ教室に何時間も閉じ込めておく。

平等という名のもとに、同じ歳の子どもは
ずつと同じ学年のままに進められていく。


一般的に 公立学校は今もそれほど
変わってないように想像しています。


将来を担う子供たち。小さいからといって
侮れません。


教育もすべて国任せだった時代は終わり、
親御さんたち自身も どう子どもを教育していくか
今までの枠をはずしての発想を持ちたいものです。


そんなことを考えていたら、


ちょっと前人気ブロガーのちきりんさんが
ツイッターで 

「日本の学校は 平均的な子に
合わせて カリキュラムが作られていて

勉強のわからない子や すでに理解している子に
対しての対策がなされていない」

というような内容のことをつぶやいていました。

わたしが思っていることと 同じようなことでした。

2016年2月4日付けの ちきりんさんのブログで
関連した 「学校で浪費される無駄な10年を
どーにかすべき論」という記事も グラフ付きで
よく説明されています。


流れが速い今の時代、無駄な時間を過ごさせるのは
ほんとうにもったいないことです。