原油価格が下がっていても 喜んでいられない?!

今朝のBS1のニュースで 原油価格下落についての
解説をしていました。

わたしのような庶民には直接には関係ないことだけど
わかりやすかったので、興味深く聞くことができました。


まず原油について、

原油は今や株式と ?(聞き逃しました)とに次ぐ
3番目の金融商品になっています。


ネットで原油価格の変化を調べてみると、


1980年は1バレルあたり30ドル代 その後 20ドル代 
→ 10ドル代 → 20、30、40ドル代 
そして2006年には60ドル代に上がり、 70、80、
90と鰻上りです。


2011年にはついに100ドルを超え 昨年は2015年には
50ドル代まで下がりました。


今現在は30ドル代です。


身近なところではガソリンの値段が上下するのは
こういうことなんですね。


元々原油の原価は8ドルくらいだそうで、いかに
実体とかけ離れているか理解できました。


裏では日夜 熱い熱い戦いが繰り広げられて
いるんでしょう。


アメリカのシェール関連はジャンク債として
いろいろな債権に組み込まれていて、
気付かれないようになっているんじゃないかと
想像します。

これって、かつてのサブプライムローン問題と
同じだ・・・ 何も変わってないんだな・・・

またどこかで誰かがババを引くってことか。


原油価格の下落が続くことによって
予想される最悪の事態は、

アメリカのシェール債権が暴落すると 
関連企業は続々と倒産、 リーマンショック
ような金融危機が起きる

サウジアラビアアラブの春が起きる

この2つだそうです。


サウジアラビアは国民に大判ふるまいを
しているけれど、原油が安くなることによって
ばらまきを減らすと 国民から不満が噴出して
暴動にまで発展するということか。 

サウジアラビアの王さまたちも大変 (−−)


日本は今原油の備蓄が3億バレルあり、 
300日間分を確保しているとか。

原油の8割以上は中東から輸入し、全体の
3割以上をサウジアラビアから買っている日本。 

値段が下がったといって ただ喜んでばかりは
いられないようです。