こうして文化は伝わっていく  (着物編)

今年5月9日付けのブログで着物について書きました。

http://d.hatena.ne.jp/baikamo77/20150509/p1


その後、着物に関する本を読んだり、百貨店の呉服売り場に
どんなのがあるのかな〜と偵察に行ったり、友人とあれこれ
着物談義したりと奥深い着物文化は飽きることがありません。

自分が着るのは面倒でも 見たり読んだり聞いたりだけで
充分楽しめるって何て安上がりなこと!^^

先日大相撲で ”和装day” というものがあると聞いて 相撲協会
サイトを見てみました。

着物を着て相撲観戦をしたい、だけど着物を持っていない、持っていても
着て行くのはいや、 持っていくのが面倒という人にレンタル + 着付け 
+ 相撲観戦がセットされた日が設けられ、希望者には交流会参加もできるようです。

交流会は取り組みが始まる前に行われ、親方のトークショー
行司さんとの記念撮影、、ちゃんこ試食、質問コーナーなどがあります。


一時は相撲の低迷期がありましたが、いろいろ工夫して今や
若い女性たちがたくさん集まる場となっているようです。

あるサイトに 参加した中高年代の女性が 「会場は若い人でいっぱいでした。
中高年のいる場所はないくらいです。 相撲を支えてきた
中高年以上の人たちも参加しやすいものにしてほしい」 というような
意見を載せていました (そんな事情知らなかった・・・)


そう、次の世代を取り込んでいかないと 文化は途切れてしまうから
どんどん若い人たちに楽しんでもらえばいいですね。

”和装day"  は大相撲だけでなく、落語、歌舞伎、屋形船、
日本料理マナー教室などにもあるようです。

京都や金沢などの観光都市でのレンタル着物も一般化しているし、
もはやたくさんの人たちが気軽に楽しんでいるんですね。