おカネってなんだろう? 経済の仕組みってほんとにわかってる?

テレビは たいていな〜んとなくつけていて 
面白そうだなと思うと テレビの前を
陣取って観ます。

先週末 ホリエモン堀江貴文さん)さんが
番組で 「機械が何でもやってくれるから 人間が
働かなくていい時代がもうすぐきますよ。 
すぐですよ」とさらっと言ってました。

ほんとかな?
今の常識でいったら とても信じられないけど・・・

世の中が益々機械化されて 人の働く場が
どんどんなくなっていく。

ロボットがモノを大量に生産して 街中に
溢れていても 買い手は失業してて
収入がないから 買うことができない。

買えるのは資本家と 幸運にも仕事にありつけて
いる人たちだけ・・・なんていう構図を想像
しました。

そんな世の中になるんだったら おカネや経済の
仕組みも変えないと 逆に今のままでは多くの
ひとたちは幸せになるどころこか 不幸になって
いきます。


先日「金融緩和の天国と地獄 永久に繰り返す
バブルの膨張と崩壊」kindle版(のらねこ書房)
という本を読みました。


世の中のおカネの仕組みについて 初めて
知ることも多く へ〜と 感心することばかりです。

著者は経済の専門家ではないそうで
逆に何の縛りもないから 正直に自分の
考えを主張できるんだと思います。


今の経済システムでは貯金は 他の誰かの負債と
表裏の関係にあるのだそうで・・・

借金が清算された時点で 世の中からその分の
おカネは消えてなくなってしまいます。

いつも誰かが借金してくれてないと
おカネは存在しなくなるのです。

えっ!?


誰かがおカネを溜めこむと 他の誰かの借金が
増えるていく。

常におカネが充分に循環していれば いいのだけど・・・


では一体日本人の貯金は誰が借金して 帳尻を
合わせているのか?  


政府なんだそうです。


だから財政再建をやって 国の借金がきれいさっぱりに
なくなると、国民や企業の蓄えも同時に消えるという
からくりになっています。

あ〜だから国の借金は減ることがない (減らすことが
できない) のね。

きっと 他のどの国もいろんな方法で 帳尻合わせを
しているんでしょう。 興味あるところです。


また日本の政治家たちは与党も野党も 決まった
枠組みの中で ただただ批判し合っているだけ
ということに気づきます。

マスコミはその上をいっているなあ。

わたしたちが そうだねと言いそうな
ことしか書かない。

誰もその枠を超えて、ブチ破ったところからの
イデアを出してないということです。