日本は、世界は、これからどこに向かっていくのか

昨日は自治会役員や地域の人たちとの
お茶会がありました。

その中のひとりに 今は完全にリタイアされて
いますが、以前金融関係の会社にお勤めして
いる方がいました。

その人がこれから世界の経済がどうなって
いくのかとても興味あると話していました。

世界的に金融緩和が進み 社会にお金が
じゃぶじゃぶと流れていきました。

日本でも日銀が金融緩和政策をとって3年、
それなのに極端なインフレにならず、この先
一体どうなるのだろうと。

日銀は世の中にお金を流し続けているけれど
企業(特に大企業)は内部留保がたまっているから
借りる必要がありません。

一方、中小・零細企業はリスクが高いから 一般の
銀行は貸したがりません。

個人としても使わずに貯める傾向があるから
バブル期のようにそうそう借りることもありません。

結果お金は循環しないで 国の借金が増えるばかり
となります。

貯金があるということはどこかで誰かが
借金をしているということで、今はそれが政府なのです。

俯瞰的にはプラマイゼロということなんだと思います。

つまり1000兆円を超す国の借金は誰かが貯め込ん
でいるということです。

ふむ。

国は借金を何とか帳消しにしたいと考えているのか?

そうなると昔は戦争をやったり、暴動が起きたり
しますが、現時点では日本国内ではその兆候が
まだありません。

だから不思議なのです。これから先どうなるのか・・・

ちゃんと市中にお金が回って うまく循環していくのか。
それとも大変なことになるのか。

超不安定なよその国がえーい、戦争して借金をチャラに
してしまえということも考えられます。

庶民であるわたしたちも 日々どう暮らすか
考え続けていかなければ 大きな渦の中に
巻き込まれていってしまいます。

ほぼ完全にインフラが整い、成熟した社会になると
ほんの数十年前の経済とはえらく違うんだなと
つくづく感じます。