最近、国産の菜種から作られる菜種油を使っています。
現在89歳(!)の男性が菜種栽培から販売までお一人で
溌剌と行っていらっしゃいます。
先日、その生産者さんを訪ねてとき川まで
行ってきました。
菜種畑や作業所の案内や説明をしていただきました。
9月頃に種まきが始まって、6月のタネ収穫まで1年近くかかります。
タネ収穫後は県内の会社に委託して油を抽出してもらいます。
生産者さんはこの部分だけ外部にお願いしています。
さやの中にあるタネを収穫し、ごみなどを
取り除きます。すべて手作業です。
タネは黒く小さいです。
できた油はこうして一升瓶に詰められます。
値段は1940円で、ご自身のとき川の店舗で
販売されています。
今までは使用後、廃棄することが多々あったのですが、
お話を伺って、できるだけ「使い切る」ということを心がけようと
思いました。
こんなに労力も時間もかかっている油、
丁寧に使っていきたいです。
こちらの菜種油は琥珀色したとても香ばしい油です。
使い慣れると、他の油では物足りなく、
我が家での使用頻度が上がってきています。
こんなに丁寧に作られる油。途絶えることなく
作られていってほしいですが、後継者のことなど
問題は残されています。
地元の方たちや消費者たちの応援が欠かせないですね。