高齢者の仲間入りして思うこと

先月68歳になりました。

 

老人福祉法という法律では65歳以上が高齢者となっているそうです。

 

気持ち的には老人ではなく、かといって若い世代でもなく(笑)、

そのような線引きは実際にはできないということだと思います。

 

80歳を超えても、まだまだ年寄りでない、と言う人もいます。

 

そうはいっても一応高齢者の仲間に入っているので、

高齢者としての気持ちを書いておきたくなりました。

 

可能な限り、今まで通りできることは続けていきたいと思う。

 

それには日々、よく動き、規則正しい生活を送っていかなければ

いけません。

 

朝起きて、身体がきびきびと動くと幸せを感じます。

 

普通に家事ができることに感謝します。

 

高齢になったら、重いものを持ったり、高いところのものを

取ったりはご法度という考えの人もいます。

 

高齢者はこうであるという線引きは悲しいです。

 

例えば高いところのものを取る時、それ自体がいけないのでなく、

しっかりした足場にして取ればいいんです。

 

子どもと別居している場合、子どもが来てくれるまで電球の取り換えを

待っているなんていやです。落ちない工夫をじっくり考えて

行えばいいんです。

 

だんだん進んできた IoT(Internet of Things)も、ひとつでもいいから

できるように努力しておく。

 

高齢者といえども止まっていてはだめ、未来と少しでも繋がって

いたいです。

 

弱い立場の人は年齢で区別するものではありません。

なので特別敬老の日を作る必要はないと考えます。

それをあたり前と考えている世代はそれはそれでいいですが、

私の世代では高齢者という存在に対する意識がだいぶ

変化してきている感じがします。

 

高齢、若い世代区別なく、弱い立場に立ってしまった人に

手を差し伸べるのは当然のこと。

 

どうしても立ち上がれなくなったその時には

年齢に関係なく私も手助けをお願いしたい。

 

亡くなる直前まで普通に動いていたのに、という

状態が理想です。

 

さて、さて、どうなるでしょうか。

 

高齢者という垣根を取り払って、できるだけ自律して暮らしていくことが

高齢者の域に入ったわたしの思いです。