わたしが考えるこれからの高齢者が心得ておきたいこと

私はあと数か月で70歳になります。

 

もう立派に高齢者の仲間入りをしています。

 

今は若い世代の数と比較して高齢者の数が圧倒的に

多くなっています。

 

戦後多くいた現在の団塊の世代と言われる人たちが高齢化して若い世代と高齢者との比率が逆転してしまいました。

 

そうなると 私たちは時代に合わせて考えを

改めていかなければいけません。

 

昔は高齢者は若い世代の人たちよりずっと少なかったから

余裕を持って大事にされてきました。

 

今はどう?

 

自分たちの暮らしでいっばい、いっぱいの若い世代の人たちは

高齢者に目を向ける余裕などありません。高齢者があまりに

多すぎて、今まで通りでは破綻してしまいます。

 

じゃあ一体どうすればいいの?

 

足腰が動く、元気な高齢者は若い世代と同じ気持ちで、

暮らしていけばいいのです。

 

例えば、バスや電車の優先席。

 

足腰が動く、元気な高齢者は席が空いてなかったら立っていましょう。

今のところ元気な私は混んでいる時は優先席の前にはいかず、

普通の車両内で立つようにしています。もちろん空いていれば

座ります。

 

専業主婦の私が偉そうに言えないのですが、

働く意欲のある人は可能な限り仕事を続けるのがよいかと。

フルタイム勤務の夫は体調管理をしながら、今も仕事中心の

暮らしを続けています。

 

旅行や趣味で老後を謳歌するのもいいでしょう。

仕事と楽しみを半々でもいいでしょう。

地元でボランティアするのもいいでしょう。

 

とにかく足腰が動き、元気ならば暇でない状態で

暮らしていたいものです。

 

ただ、職業として成り立っている仕事を

高齢だからといって無料(ボランティア)として

するのはよくないと感じるようになりました。

 

例えば、ツアーガイドや日本語教師などです。

 

以前から思ってたけど、英語はお金を払って習いに行くのに、

日本語教師は無料、あるいは安い料金で行っている場合が

多いです。それを職業としている人たちから仕事を奪って

いるような思いがします。

 

そのような仕事はちゃんと料金をいただかないと

若い人たちの仕事の邪魔をしてしまうことになります。

 

先日、私より4~5歳年上の知り合いから「きのう

高齢者の集まりで輪投げをしてきた」と聞きました。

 

悪いことではないけれど、大の大人たちだけで輪投げをして

そんなに楽しいかなあと感じてしまいました。

 

それだったら、保育園や幼稚園に行って、園児たちと

一緒に輪投げをしたらよい交流になるし、

先生たちもその時間別の仕事ができるし、一石二鳥

だと思ったりしました。

 

ただの暇つぶしでなく、何か付加価値をつけて行動すると

心身共に元気になりそうです。

 

身体がだめになるまで日々、社会に目を向けて暮らして

いきたいものです。