世の中は複雑で、正解などありません。
自分のことは自分で考えて選択、決定していくしかないですね。
夫の経験から転職や英語についてメモ的に書こうと思いますが、
あくまで夫の立場からの考えを書いてみます。
★転職について
50歳になって突然の解雇。初めて職探しを始めます。
なにせ突然の通告なので、次を決める暇はありません。
次が見つかるまで4カ月ほど、家にいました。
この先どうなるのか、とても不安だったと言います。
その後は3回転職しますが、その度に勤めている間に次の
職探しをします。
次の職を決めてから辞める、転職4回の夫が経験から学んだ
大事なポイントです。
★英語について
大学卒業時のオイルショックで、大手の会社が採用を大幅に控えたため世の中は就職難。最後の最後、ぎりぎりで就職先が決まりました。
同期で縁故のある人はどんどん決まっていきます。夫は何社も落ちて
やっと落ち着いた先が外資系の会社です。同期入社だった私も同じです。
当時は新入社員の研修もゆったりしていて、各部署を周ったり、
英語スクールに通わせてもらったり、泊まりでの研修もあったりと
今では考えられないほどのんびりしていました。
私も半年のトレーニングを一緒に過ごしました。
1年イギリスに行っていたとか、学生時代すでに学習済みの人たちは
英語の上位クラス。私と夫と他一人の3人は英会話スクールの初級
クラス(だったかな?)に通いました。
半年経つと、めでたく各部署に配属。
夫は入社した会社の子会社の部署に配属となりました。
その後は前に書いたとおりの経過をたどります。
余談ですが、私は2年で会社をやめ、その後、夫と結婚。
なので、英語の力はどんどん差がついていきました。
さて、英語の話に戻って・・・
就職して48年。夫はいろいろな国の人たちとの交流がありました。
ネイティブの英語、インド英語、日本英語、ラテン英語、ドイツ英語、
アラビア英語・・・皆それぞれの発音です。
発音はもはや関係なく、あまり気にすることはないというのが
夫の結論です。
でもあきらかにおかしい使い方や失礼な言い方は避けないとまずい。
そんな感じです。
夫も私も英語に関しては、必要な時には覚えるから
子どもを小さい時から無理して学ばせなくてもいいと考えています。
大事なのは自分の強みを伸ばすこと。
強みがあれば、多少下手な英語でも相手はちゃんと話を
聞いてくれるそうです。
それから折角日本に生まれたのだから、日本の文化や歴史を
しっかり学んでおくことが大切だと思います。
各家庭、それぞれの考え方しだいですね。
★海外の人たちからアジア系は差別されないのか?
時々ネットで差別の書き込みがありますが、大切なことは
「堂々としていること」だそうです。
背を丸めていたり、卑屈になっているとよくないです。
自信ありげに(^^; 堂々としていれば何の問題もないと
夫は話しています。
★Dr. (Ph.D.)の人たちとのお付き合い
特に海外でDr.の人と話すことがあるようですが、基本こちらが
Dr.でなくても仕事に差しさわりはないと言ってます。
もちろんDr.でないと話が進まないこともあるけれど、
そういうところには近づかなければいいだけのことだそうだす。
・・・続く