食糧買い出しのために近くのスーパーに行った。
まず翌朝のためのヨーグルトを買おうと乳製品コーナーへ。
ヨーグルトは絶対に欠かせない我が家。いろいろなメーカーのものを
試しているけれど、その日はいつもの森永のビフィズスヨーグルトが
118円という特価だったので、2個ほど買うつもりだった。
先客に高齢の男性がいた。特価のヨーグルトをショッピング用のかごに
1個、2個、3個・・・奥まで手を伸ばして4個、5個と入れた。
入れ終わって後ろにわたしが控えていたことに はっと気づいて ひと言。
「へへへ・・・・もうなくなっちゃったよ〜」
別になければないでいいけど、1個でも2個でも残しといてあげよう
という思いやりはないのかと わたしはむっときて その場を離れた。
でもね、「へへへ・・・・もうなくなっちゃったよ〜」 と言った時の
どうしても譲れないという気持ちと 照れが混じったその笑顔は憎めなかった。
むしろ愛らしいとさえ思った。
わたしももう高齢の域に入りつつある (すでに入っているのかも・・・)
超高齢期に向かい 身体がまだ元気なうちに、細々とした日常の出来事の中で
瞬時にどう判断すべきか 意識しながら暮らしていきたいと思った。
愛らしいだけですまないこともあるから・・・ね!(〜 〜;)