「とと姉ちゃん」の中のセリフは視聴者におもねっているのか?

今朝のNHKテレビ小説「とと姉ちゃん」を見て、
わたしが発した意見に夫が意外な発言をして
一瞬むっとしものの、そうかも・・・と思ったり・・・

小橋家の次女の結婚式の前日。 
母と、とと姉ちゃんとの会話です。

母: 「鞠子(次女)が結婚するからといって
あなた(とと姉ちゃん)に結婚しなさいとは
いえないわ。だって結婚すれば幸せになるという
考えは わたしの狭い価値観から判断したもの。
結婚しなくったて あなたのように幸せに
生きていけることだってあるものね」
(そんな風な内容でした)

とと姉ちゃん、微笑んで「・・・・」

わたしは母親役の木村多江さんの意見に同感です。

結婚だけでなく、子どもを持つことも、高等教育を
受けることも、資格を得ることも 社会で作られた価値観。

時代は変わり、幸せになるためには 外から
与えられたものでは得られないと思うようになりました。

一方、夫は「あ〜、マスメディアがいつもやることだね。
そういう人たち(ここでは結婚しない人たち、ちなみに
我が家の場合も当てはまるかもです・・・)におもねって、
文句言われないようにセリフを考えたんだ。」と言います。

なんてひねくれた考え・・・
でも正直そういう側面もありそうです。

どちらが正解なんてことはないのだから、
他人の意見にいちいち腹を立ててもしかたありません。

サラッと受けて、自分はどうなのかしっかり
考えを持っていたいものです。