考えつくす人 > 考える人 > そこそこ考える人
> 大勢の意見に同調する人
世の中はこの図式で決まっていきます。
大きな集団でいえば、戦争。
専門の戦略家たちが日々練って練って、どうしたら
戦争に持っていけるか考えつくしています。
そして考えつくしている人たち同士の戦いとなります。
次に各国の政治家たちはその戦略家たちの意見を聞き、
また自分自身でも他の情報を集めて政策をどうするか
国や国民、政治家個人サイドに有利になるように考え、
決定していきます。
さて、私たち一般人はどうでしょう。
今はネット情報も増えたので、マスコミに疑問に持つ人は
自分から積極的に情報を取りに行きます。でも実際の
現場での経験がないからそこそこ考える人に留まってしまいます。
そして多くの人たちはテレビや新聞で大々的に報道される
ことを信じて、ひどい!かわいそう!と反応するだけとなっています。
当然考えつくしている戦略家たちに軍配があがります。
こうと決定したら、時間の長短はあっても実行されます。
実際のところ、私たちは毎日の暮らしがあるので、
戦争についてばかりを考えつくすことができません。
今のウクライナ攻撃からさかのぼってすべての戦争や
革命や争いはその結果でしょう。
一度狙われたら、私たち一般市民はもう逃げることはできません。
なので世の中は、最初に記したように
考えつくす人 > 考える人 > そこそこ考える人
> 大勢の意見に同調する人 となります。
これは私たちの身近な社会でも同じことが言えそうです。
考え抜いた人は自分の置かれた環境から抜け出し、
新たな人生を切り開いていくことができます。
自分で考えず、周りに流されてしまう人は、不満な状況から
なかなか抜け出せない悪循環に陥ります。
といって戦争は未来永劫、止めることはできないとあきらめて
しまってもよいのだろうか?
目の前に送られてくるもの以外の情報も拾って、
自分なりの意見や判断を持っていないと
不安ばかりが増してきます。
ちきりんさんの「自分の意見で生きていこう」を読むと
人の意見に左右されず、ぶれない自分でいられるようになるので、
お勧めです。
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