執着を捨てていきたい

寒さはまだまだ残るけど日差しはもう春。
何気ない街の犬の散歩やジョギング、バギーに
乗せた赤ちゃんの散歩など のどかな光景に
穏やかな気持が湧いてくる。

しかしそんな光景とは裏腹に身内でも友人でも
こうでなければという思い込みの強い人と
話しているととても暗い気持ちになってくる。

政府の判断によっては近い将来国民皆保険制度が
崩壊するかも、食の安全は?、経済的な格差が拡がるのでは?
原発は?きな臭くなってきたこれからの防衛は?などなど
世の中不安材料がいっぱいだ。

その上日本は数百年に一度と言われる巨大地震が起きる
活動期に入っていると言われている。

そんな今 つまらないことにこだわっている場合でないし
昔はよかったなんて懐かしんでいる場合でもない。
執着はできるだけ捨てて気持ちを軽くしていたいと思う。

ちょうどそんなことを思っている時に読んだ本
湊かなえ著 ”夜行観覧車”。

人の執着が渦巻く現代の家族の姿が描かれています。

夜行観覧車

夜行観覧車