夫は50代の7年間、59歳まで関西の会社で働いていました。
60歳になった時、東京に戻って東京の会社に再就職しました。
60歳以降は毎年3月に雇用契約を更新することになっています。
働いているところは極小さな貿易会社です。
主に海外から輸入した品を国内で販売しています。
夫の仕事は長年培ってきた、海外の会社との交渉、貿易実務全般、
国内での営業、その他自分の出張の手配から自分の仕事に関連する
人事のことまで雑用含めいろいろとしています。
夫の話から察すると、社内のいち個人会社のような感じです。
あたり前ですが、いただく給料の何倍かを稼ぐことを
意識しながら働いていると言っています。
今の会社に再就職した時に、厚生年金に頼らず、給料だけで
どこまで暮らしていけるか試してみたいと宣言しました。
当時、まさかと思ってましたが、70歳になった現在、
10年間続いてきて、本気なんだと思っています。
いまだ厚生年金を受けていません。今の法律では厚生年金の保険料を支払うのは70歳まで。でも繰り下げ受給すること自体が
目的なのではなく、60歳の時、自分に課した課題に
チャレンジするための仕事です。
高齢でも自営の方はたくさんいらっしゃると思いますが、
70歳でフルタイム勤務の会社員は今はまだ少ないかと思います。
なので、高齢者のひとつの働き方のモデルとしてこんな形もありと、ブログに書いてみようと思い立ちました。
自らは発信しない人なので、日々夫が呟く話を私なりに解釈して書いてみることにしました。
・・・続く