2日間の箱根・小田原の旅 ②

小田原の江之浦測候所以外にこんなところに寄りました。

 

 

 

岡田美術館

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入館料が2800円と高めですが、作品の質と量はぴか一。

 

今回は花鳥風月 名画で見る日本の四季 琳派・浮世絵から御舟、

一村まで、です。

 

主に江戸時代の絵師たちの作品が展示されています。

 

常設の中国の陶磁器など名品もたくさん見られるので

お得です。

 

 

 

箱根の関所

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今回は入館料を払わず、メイン通りを歩いただけでした。

時間があれば、何か所かで行われている当時の様子を体験してみると

当時が身近に感じられると思います。

 

 

 

芦ノ湖畔にある箱根神社 

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広大な敷地の中にある立派な神社です。

特別な日でないのに、拝観する人でいっぱいでした。

日本人は秘めたる信心深さがあるなぁと思います。

 

 

 

仙石原のすすき

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見頃はもう少し先かもしれません。

少し迫力に欠けてました。でも変わらず壮大です。

 

 

2日間の箱根・小田原の旅 ① ~~江之浦測候所 小田原~

8日(土)~10日(日)に箱根、小田原のドライブを楽しんできました。

 

今回の一番の目的は「江之浦測候所(小田原)」です。

 

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こんな木立の中を通って施設内に入っていきます。

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古代人は光をどう捉えていたのか?

 

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先まで行くと足元がちょっと震えます。

海を眺めながら風を感じて・・・

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杉本博司氏によって設計された建物です。

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施設に入る前にある屋外カフェ

「Stone age Cafe」

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柑橘系の香りのするお茶を楽しみながら、海を眺めます。

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元々ここ一体はミカン畑でした。

今も柑橘系フルーツの栽培が維持されています。

オレンジ系の味がするティーなどの飲み物が揃っていて

他ではない味を楽しめます♬

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始めて訪れた「江之浦測候所」

少し緊張して行ったので、窮屈感がありました。

 

事前予約が必要で私たちは午後1時半から4時までの

2時間半の見学です。

 

 

建物も凝っています。敷地も広大で竹林、ミカン畑と

時間をかけて散策できます。

 

 

予約時間ぴったりに行かなくても、自分のペースでゆったり、

のんびり気分で施設内を歩いて周ればよかったと思います。

 

以前行った瀬戸内の直島の地中海美術館を思い出しました。

 

難しいことを考えずに、ありのままを感じ取れば

いいのだと思います。

 

次回は理屈は捨てて、頭の中をからっぼにして

訪れてみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしたら経済格差はなくなるの?考えてみました。

日本にも経済格差が広がってきていると言われています。

 

一体どうしたら、極端な格差がなくなっていくのでしょうか。

 

ひとりひとりが各自の立場で考え、自身の足場をキープしようと思うので、

相手を思う気持ちがなくなり、最後は強い者に吸収されていくように

なっていきます。

 

●例えば介護の世界

 

介護される人と介護する人。そしてその組織を運営する人で

回っています。

 

*介護される人は最小の支出で最大の介護を受けたいと思う。

 

*介護する人はせめて人並みな豊かさを手に入れたい。

そうしたら介護される人にも優しく適切に介護できるようになると

考えます。

 

*組織を運営する人は政府や自治体や入居者からできるだけ

たくさんお金を集めたい。

一方雇用者には最小の賃金で最大の仕事をしてもらいたいと思う。

 

これらはそれぞれの立場での思いです。

 

各自が強くこれを主張して平行線をたどっていれば、いつまでたっても

よい介護は実現しません。

 

この各立場の考え方のずれをどのように調整すればいいのでしょう。

 

まずは介護人たちの生活の安定を確保することが一番だと考えます。

 

組織の安定永続のために、雇用される人の賃金を上げることは

当然のことです。

 

また常々思っているのですが、

 

入居者たちは最小の支出で最善の介護をお願いしたいと思うのは

あたり前のことだけど、自分の生活や命を預けているところに対して

そんな安易な考でいていいのでしょうか。

 

ぎりぎりの収入でやっている人もいるでしょう。でも

中にはできるだけ節約して、子どもに残してやりたいと

思う人たちもいるでしょう。

 

その思いを一部だけでも介護してくれる側にも向けられないかと

思います。

 

一律強制ではない寄付という形で受け付ければいいかと。

 

人のさが(性)で、金額の多寡で扱いが変わってしまうこともあるけど

それではあまりに情けない。

 

また人よりいい介護を受けたいとの下心で寄付するのもいただけない。

 

両者共にあくまで多少にこだわらず、淡々と。

 

一番必要なのはリーダーの資質です。

 

上手く収入を増やせたら、職員たちの賃金を上げ、働く

モチベーションを高く持ってもらう。

 

そして常に介護に必要な技術を磨いてもらう。

 

介護する人を大事にしなかったら、自分に返ってきます。

誰もいつかはお世話になるのです。

 

こんな甘い夢のような考えだけど、実現したらいいと思う。

 

ひとりひとりの思いと実行が世の中を好循環させていくのでは?

 

リーダーさんたちには是非ともしっかりしていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安倍元首相の国葬が終わって・・・メモ的に

一昨日安倍元首相の国葬が無事終了しました。

 

体調が悪くてテレビを見られなかったので、

後で部分的に国葬の様子と何人かのコメントを読みました。

 

マスコミが騒いでいた国葬反対のデモとは裏腹に

武道館の中は静かに、荘厳に過ぎっていってました。

 

それまでの報道は、マスコミが得意とする煽りだったのだと

再確認できました。

 

体力があれば一般人献花に訪れたかったです。

 

夫婦別姓反対や家族に関する強制的な考えにちょっとひっかかる

案件もありますが、日本の根幹をしっかりさせた総理大臣

でありました。

 

マスコミは国民に対して各政党や議員が成立させた法案を

わかりやすいようには発表しません。

 

しかしウェブサイトで確認すると、ひどく誹謗中傷されていた

裏で、難しい法案をたくさん成立させていたようです。

 

政治は誰かにプラスがあると同時に誰かにマイナスになるように

できています。そのバランスをとって決定するのが政治です。

 

大きなマイナスを被った人たちがノイジーマイノリティーとして

目立つ存在になってしまっているのでしょう。

 

少ないのに声が大きい意見に従ってしまえば、国が傾いていきます。

ノイジーマイノリティーに屈せずに突き進んでいく政治家が国を

安定させていきます。

 

ネットで見た限り、日本らしく質素で、心のこもった国葬

あったと思います。

 

日本を大事にしたいと思う人たちがたくさんいることに

嬉しく思いました。

 

今回はそれを確認できる大きな意味のある国葬でありました。

 

安倍元首相は日本のためによく尽くしてくださいました。

後に続く志の高い若い世代の人たちに期待できそうです。

 

そして私たち高齢者もできるだけ自律して、少しでも

迷惑をかけずに暮らしていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高齢者の仲間入りして思うこと

先月68歳になりました。

 

老人福祉法という法律では65歳以上が高齢者となっているそうです。

 

気持ち的には老人ではなく、かといって若い世代でもなく(笑)、

そのような線引きは実際にはできないということだと思います。

 

80歳を超えても、まだまだ年寄りでない、と言う人もいます。

 

そうはいっても一応高齢者の仲間に入っているので、

高齢者としての気持ちを書いておきたくなりました。

 

可能な限り、今まで通りできることは続けていきたいと思う。

 

それには日々、よく動き、規則正しい生活を送っていかなければ

いけません。

 

朝起きて、身体がきびきびと動くと幸せを感じます。

 

普通に家事ができることに感謝します。

 

高齢になったら、重いものを持ったり、高いところのものを

取ったりはご法度という考えの人もいます。

 

高齢者はこうであるという線引きは悲しいです。

 

例えば高いところのものを取る時、それ自体がいけないのでなく、

しっかりした足場にして取ればいいんです。

 

子どもと別居している場合、子どもが来てくれるまで電球の取り換えを

待っているなんていやです。落ちない工夫をじっくり考えて

行えばいいんです。

 

だんだん進んできた IoT(Internet of Things)も、ひとつでもいいから

できるように努力しておく。

 

高齢者といえども止まっていてはだめ、未来と少しでも繋がって

いたいです。

 

弱い立場の人は年齢で区別するものではありません。

なので特別敬老の日を作る必要はないと考えます。

それをあたり前と考えている世代はそれはそれでいいですが、

私の世代では高齢者という存在に対する意識がだいぶ

変化してきている感じがします。

 

高齢、若い世代区別なく、弱い立場に立ってしまった人に

手を差し伸べるのは当然のこと。

 

どうしても立ち上がれなくなったその時には

年齢に関係なく私も手助けをお願いしたい。

 

亡くなる直前まで普通に動いていたのに、という

状態が理想です。

 

さて、さて、どうなるでしょうか。

 

高齢者という垣根を取り払って、できるだけ自律して暮らしていくことが

高齢者の域に入ったわたしの思いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界の力がアメリカ、イギリス、ロシア、中国と分散してこの先どう変わる?

先日エリザベス女王国葬が行われた。

 

国葬への列席者を眺めたり、この際のイギリスの報道を見たりして

少し今の状況を知ることができた。

 

世界は大きく変化していっているなあと思います。

 

人気があったエリザベス女王

 

今まではイギリスの被植民地の国々はおとなしくしていたけど、

人気がいまひとつのチャールズ国王に変わって、ブーイングの

声が上がってくるかもしれません。

 

イギリスの元首はもういらないという国が出てくるかも。

 

現に静かで厳粛に見えた国葬の裏では、王室に対しての恨みなどが

投げかけられたという報告も読んだ。

 

これからは人権を踏みにじった行いは許されなくなっていくでしょう。

 

今、アメリカ一国支配の終わりが告げられつつあります。

 

アメリカを中心とした国々、ロシアを中心とした国々、イギリスを

中心とした国々などに分かれて・・・さて中国は?

 

何より大事なのはエネルギーと食料の確保です。

 

それぞれのブロックで主なエネルギー、食糧、技術などを

調達し合うという意見もありました。

 

各国はアメリカ、イギリス、ロシア、中国、どこの国に

ついて生き抜いていくのでしょうか。

 

日本はアメリカべったりなのかしら?

 

今、欧米(私がサイトで読んだのはイギリス、アメリカ、フランスあたり)

のインフレ率が異常に上がっているとのこと。

 

日本も上がっているけれど、欧米ほどではない。

 

給料は上がらなくても、今のところ物価はまだそこそこ抑えられています。

欧米諸国は給料は上がっても、物価はそれ以上の上がり方だそうで・・・

 

日本は上手く立ち回っているのか、それとも遅れてすさまじい

インフレが襲ってくるのか・・・

 

のらりくらりとリスクをかわしながら、このままそこそこの

水準を保っていけるのか。

 

日本の政治家さんたちには頑張ってほしいものです。

保身ではなく、国を思って・・・

 

世界が大きく変わり、この先ひとりひとりの意識が変わって

いかなければ国も個人も生き残っていくことはできないでしょう。

 

もう高齢者になってしまったけど、考え続けていきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

給料が上がらない、むしろ下がっていく時代にどう稼いでいけばいいのでしょうか

今日18日夜 NHKスペシャル中流危機を超えて 

企業依存を抜け出せるか」を見た。

 

収入が上がるどころか下がっている人たちが

増えているという。

 

右肩上がりの時代が終わっているのでしょう。

 

印象に残ったのは番組の中で連合の幹部の方が

「企業は定年まで雇う責任がある」とういう発言でした。

 

それは理想かもしれないけど、その時代は終わっているのでは?

 

その発想でいけば企業の利益は上がらず、

国自体も沈んでいく運命にあるでしょう。

 

雇用の流動性がある社会になればいいんだと夫が言いました。

 

辞めたい、でも行先がないから我慢して居続けるしかない。

 

一方雇う側は優秀な人には特に残ってもらいたいと考えている。

当然ですが。

 

夫の主張はちょっと違います。

 

仕事を覚えて居続けてくれたらラッキー。

もし他社に転職したいと思った時は快く送り出せればいいとの考えです。

 

夫は現在68歳。若い世代と同じように現場で働いています。

新しく入ってきた方に「折角教えてもやめてしまうかも」という思いを

持ちながらも、しっかり実務を身に着け、次の会社でも活躍できる

人に育てたいという思いでやっているとのことです。

 

雇用する側は転職してしまうことを覚悟で

仕事を覚えてもらう。

 

雇われる側が次はないからと、いやいや会社にしがみついていたら

社会が沈んでいってしまうことを自覚して働く。

 

お互いに自覚し合って、仕事に取り組んでいくと

社会全体が上手く回っていきそうです。

 

自分や会社のことばかりでなく、社会全体を俯瞰して

仕事をしていく。そうすることで、やがては自分に

プラスとなって返ってくるのかもしれません。

 

番組の後半では新しいビジネスモデルを考え出して

売上げが伸びている会社が紹介されていました。

 

今はただ単に物を売って「はい終わり」ではなく、

その後の継続するサービスで稼ぐ時代になったんだと思います。

 

気づいたら普段の暮らしの中でもサブスクが浸透していて、

代金が定期的に引き落とされています。

世の中は変わってるなあと実感する動きです。

 

物品だけでなく、見えないものにもお金を使うことが

益々増えていくことでしょう。

 

日本が沈没しないように、そして一人でも多くの人が

幸せを感じられる暮らしができるように、世の中を

俯瞰しながら考え、行動していくことが必要な時代に

入ったのだと思います。