なかなか眠れない! どうしよう・・・

1年ほど前から、布団に入ると目がさえて2時間、ひどい時には

明け方まで眠れないことがあります。

 

悪循環の日々。

 

それでも朝は普通に起きて、日中も普通に活動します。

 

そして夕飯がすむと、とたんに眠くなってテレビを見ながら

こっくり、こっくりと・・・・30分~1時間くらい。

 

それから食器を洗って、歯磨きして、スマホ見て・・・すっかり目が覚めてしまいます。

 

布団に入るのは1時過ぎ。頭がさえて時計を見ると2時、

3時、ひどい時は4時なんて時も。

 

平日の起床は6時過ぎ。

 

何とか打破しなければ・・・あせりが出てきました。

 

でもまだ薬は飲みたくない。

 

友人たちに話してみたら、どうやらご飯の後の緑茶と

寝床に着いたあとのあれこれ考えることがいけないのでは?

というアドバイスをもらいました。

 

即、実行です。

 

夜はカフェインを含む緑茶を白湯に代えました。

 

寝床に入ったら、目をつぶり、呼吸に集中します。

始めは効果なかったけど、しだいに早く眠れるよになってきました。

 

試して3カ月、今は食事後にうとうとしても、ほぼ影響なく

眠れます。

 

とにかく深呼吸して、何も考えず。

 

今までは明日はあれしよう、これもしよう、あっ、あの人に失礼な

こと言ってしまったかもとか、あれこれ思いが浮かんでいたけど、

今は無視しています。

 

就寝は11時前後と決めました。

 

加えて朝と晩のストレッチをYouTubeを見ながらやってます。

 

この一日の好サイクルが続くといいなあ。

 

身体が悲鳴を上げる前に、マイナス要素を排除して、

身体にいいことは取り込んでいく、という習慣をつけると調子がいいです。

 

小さく困っているうちに工夫して暮らす。

 

大事に至らないように暮らしていきたいものです。

 

 

血圧が高い!どうしよう・・・

私は若い頃から血圧が100を超えたことがありません。

なので、血圧には無関心。家に血圧計はあっても、ほぼ計ったことは

ないです。

 

一方夫は160~170の時があり、ちっとびびっています。

薬は極力飲みたくない。どうしたらいいだろうと考えました。

 

減塩、バランスよい食事、適度な運動・・・・

 

試しにいろいろな場面で測ってみることにしました。

 

朝起きた時  160とか170

軽いジョギング後(週末のみ) 120とか130

入浴後   120とか130

朝起きた時でも背筋を伸ばして測ると 140とか145になることもあります

 

ストレッチした後  130とか140

仕事から帰った時  140~160

昨年秋の健康診断は165と出てます

 

何日も計ってみるとだいたいこんな結果が出ました。

 

人の身体はその時、その場面で微妙に調整して

いるのかも。

 

また家庭用の血圧計は精密ではないので、誤差が生じます。

気になるので、もうひとつ血圧計を買って

比べてみると数字に差が出る時があります。

 

姿勢、腕への巻き方でも違ってきます。

 

今はあまりびくびくしなくてもいいのかな?と考え始めています。

 

血圧はちょっとしたことで変化するようです。

 

姿勢よく、 適切な運動をして、 バランスよい食事を取り、

好きなお酒はほどほどに(今はほぼ飲んでいません)、

ヒートショックに気を付けて(特に入浴時)・・・

 

気を付けることはたくさんあるけど、嫌がらず、

気楽な気持ちで負の要素を排除していくのがいいようです。

 

生活習慣病とか成人病と言われる症状は

気づいた時に自分の力で早めに直すよう心掛けたいものです。

 

場面、時間による血圧の変化を実際に確認すると

また新しい発見があります。

 

 

第九を聴いて、演奏だけでなく指揮者の人柄に感動する

一昨日の夜、東京芸術劇場での第九のコンサートに行ってきました。

 

日フィルで指揮は「コバケン」さん(小林研一郎さん)

 

専門的なことはわからないけど、楽器や声の音色に聴き惚れた2時間でした。

 

でもサイコーに何がいいって、コバケンさんの人柄溢れる指揮です。

 

曲が終わって、各パートの方たちを丁寧に紹介し、最後は

観客たちにご挨拶。隅々までリスペクトしている姿勢が

こちらに伝わってきました。

 

拍手が鳴りやみませんでした。

 

以前聴きに行ったコンサートではコバケンさんがいつも以上に

アンコールに応えてくれました。

 

曲目の関係でしょうか、今回はアンコールがなかったけど、

その締め方に感動しました。

 

夫と共にちょっとうるうるしてくるほどでした。

 

コバケンさんは現在83歳。

 

是非是非これからもお元気に活動を続けていってほしいです。

 

余談だけど、コバケンさんが「今回はやり投げで世界一になった

北口榛花さんが来ています」との紹介がありました。

 

姿は見えなかったけど、会場はざわつきました。

最近はオシャレしてマスコミに登場しています。

 

ちょっと拝見したかった~(;'∀')

 

 

 

 

日本国内のお金の流れが変わっていく ~世代間で助け合うという考え方~

社会派ブロガーの「ちきりん」さんが発信するSNS

15年近く読んだり、聞いたりしています。

 

 

世の中の変化にマッチした考え方、アイデアを提供してくれるので、

お陰様で私の頭の中はそのたびにバージョンアップができている感じがします。

 

最近めっきり減ったちきりんさんのブログ、とても盛んなツイッターやvoicy、その他、

発信範囲が広いです。

 

先日2022年11月17日の「VOICY」をあらためて聞いてみました。

 

タイトルは、

「将来のマネープランに必須な社会経済状況の

変化と対策」です。

 

プレミアムの回なので、もしプレミアム会員でなければ、聞きたいときは

バックナンバーを購入する必要があります。

 

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膨らむ高齢者の年金と医療に係る費用を若い世代が支えるのでなく、

同じ世代間で支えるような仕組みに 政府はすでに取り組み始めています。

 

そう聞いて、これはびっくりするほど大きな変化だと思いました。

 

裕福な高齢者から税金や医療費を高く取り、高齢者同士で

分配するという仕組みです。

 

これで若い世代は重かった高齢者を支えることから解放されます。

 

ところが大きな問題をはらんでいるのです。

 

現在45~56歳の間の人たちの非正規、無職の割合が

高く、その世代が高齢者になった時には財源が非常に厳しくなっていきます。

 

世代間で助け合う社会になってると、その世代の比較的余裕のある

中間層が助ける側になるので、税金が高くなっていきます。

 

結果、中間層と言われる人たちの生活までもが苦しくなって

いくのです。あと数十年したら、そこそこ余裕のある人たちが

苦しくなっていく時代に突入していきます。

 

それを前提に人生設計を組み立てていかないと

働けなくなった時に取り返しのつかないことになってしまいます。

 

人生で大きな出費は4つ。

家、 教育費、 老後の生活費、 一般的な生活費

 

●家のローンは慎重に。長期返済はとても危険です。

そして、ローン返済だけでなく、購入後定期的に必要になる

家やマンションのメンテ費用も考えて買いましょう。

 

●教育費はお金をかければ切りがない。

今は動画その他で無料、あるいは安く語学や歴史など学べるので、

大いに活用しましょう。勉強する気のないのにお金かけても無駄です。

たくましい子どもに育てましょう。

 

●50歳までにいやいややっている仕事を変える。

いくら高給でも嫌な仕事だったらさっぱり捨てる。

そして60歳、70歳まで働けるような形にしておくことが

大切です。

 

●それには健康に気を付けなければいけません。

歯のチェック、身体のトレーニング、食べ物・・・

忙しいです。健康を害するとお金がかかってきます。

その頃は高額になり、簡単に医療にお世話になれない状況になっていそうなので。

 

また専業主婦控除を廃止して、子育てしている家族に

その分をまわしましょうと提案しています。

 

私が最後の60代を終わろうとしている今、時代は

変わったなあとつくづく思います。

 

次世代の人たちはパートナーとあるいは一人でもじっくり

将来を考え、実行していかないとダメです。

 

私たちの世代はある意味呑気な時代でした。体力もなく、収入も少なければ

国や自治体が何とかしてくれたのですから。

 

なので今はもう私たち高齢者も甘えは許されません。精いっぱい体力維持をして、

少しでも病院や福祉に頼らないよう努力していかなければといけません。

 

頑張ってもダメになったその時は、お願いできる社会であって

ほしいですが。

 

こう考えると将来を思って「節約」が頭をよぎるけど、若い世代の人たちは

必要な物や事に対しては投資が必要ですね。

 

親御さん自身にも子どもにも正しく投資して、将来の稼ぎに繋げていくことが必須のようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたは「都市化」な人?「里山」的な人?  養老孟司氏著:「自分は死なないと思っているヒトへ」を読んで

養老孟司氏の「自分は死なないと思っているヒトへ」の

キーワードは「都市化」と「里山です。

 

「都市化」とは人間がコントロールできる範囲で

生きていくということです。

 

従ってコントロールできないものは排除していくようになります。

 

コントロールできない生死はないことになってしまっている。

 

少子化は行き過ぎた「都市化」の結果ではないか?と書かれています。

 

子どもは思うようにいかないもの。自分たちでコントロールできない

ものなのです。だから産まない人たちが増えてきていると。

 

死ぬことも同じです。家で死ぬ人の割合が極端に減り、

最期は病院でお世話になることが多くなりました。

「死」は忌み嫌われるものとなりました。

 

「生」も「死」も100%避けられないものなのに。

 

親たちは将来子どもを何とか少しでもいい(とても抽象的)仕事に

つかせたいと幼児教室に通わせたり、習い事させたり、

中学受験させたり、いろいろコントロールし始めます。

 

子ともは何もわからないからそういう風に仕向けられ、従い、時には壊れることもあります。

 

子育ての「都市化」です。

 

子ども自らやりたいことをただ見守っていく親御さんはまれです。

とっくに成人している私の子どもも「都市化」的子育てをしてたなぁ。

 

極端な例だけど、将棋の藤井壮太君や野球の大谷翔平君は本人主体で

親御さんにずっと見守られて現在の地位を築いてきたのだから

そういう意味では「都市化」されずに育ったといえそうです。

(単にマスコミの情報から私がそう感じてるだけです)

 

今では普通になった「妊活」も自然にさからって、コントロール

しようとする「都市化」現象でしょう。

 

逆に子どもを作らないと決めることも「都市化」です。

 

子どもをひとり、2人、3人にと決めるのも「都市化」といえそうです。

 

身体のあそこが痛い、ここが痛い、熱が出た、さあ大変と

すぐに病院に飛んでいくのも「都市化」かも。

少し様子を見れば、自力で回復するかもしれないのに。

 

私も他人のことは言えません。埼玉県ののんびりとした郊外に

住んでいる私でも「都市化」された暮らしにどっぷり浸かっています。

 

でも60歳を過ぎた頃から小さな畑で野菜作りをしたり、

体調が悪い時も様子見してすぐに病院には行かず、できるだけ自力快復させようと

小さな抵抗をするようになりました。

 

不思議なことに、若い頃より現在のほうがずっと薬を

飲む機会が減っています。

 

気分よく動けるようにと、ウォーキングしたり、朝晩には

YouTubeを見ながらストレッチしたり、意識して身体を

動かすようにしています。

 

骨を丈夫にするためには少々重たいものを持ったほうがいいと

聞いたので、そのようにしています。

 

いつの日か自然な形であの世に行きたいなぁ。

チューブにつながれるのはごめんです。

 

それには普段から家族にその旨を伝えておかないとダメですね。

ゆっくりそんな話をする機会がないので、文章にしておきましょう。

 

本の中に出てきた「里山」は(特に日本の里山を指しています)

自然と都市化の中間だと著者は言っています。

 

自然のままの場所に人が住み、必要な時にその都度、

その場所を手入れをしていく暮らしを里山暮らしと呼んでいます。

 

こうするんだという大きな目的があって行動するわけではなく、

必要に応じて自然に切り込んでいくやり方。

 

もし子育てもそうであるならば、子どもはのびのびと

育っていくでしょう。

 

都会の中に住んでいても、いつも自分の行動ひとつひとつに

「都市化?」「里山的?」と問いかけ、やり方や考え方を

変えていくと、大きなストレスを感じることが減っていくような

気がします。

 

高齢の域に入っている私は今、ストレスが少ないのは

きっとそう問いかけながら、暮らしを変えていっているからだと

この本によって気づかされました。

 

今回「自分は死なないと思っているヒトへ」を読んで

自分なりに解釈できて、なんだか嬉しくなりました。

 

 

 

 

 

 

身近で大病を患う話を聞くようになってきました

年齢のせいでしょう。ひとごとではない状況です。

 

ご本人、あるいはその連れ合いさんが癌や脳梗塞などの

大病を患う話をよく耳にするようになりました。

 

話を聞くたびにどうか辛い今を乗り越えて、無事に回復されますようにと

祈らずにはいられません。

 

病状は落ち着いている人。辛い治療と闘っている人。

介護される状態になってしまった人。さまざまです。

 

それでもどんな状況になっても希望を持って、少しでも

改善されることを願っています。

 

病院での治療は当然だけど、

暮らしの中で心がけたい点を自分なりに考えたことを

メモしておこうと思います。

 

★過剰に糖分を摂取しない

 過剰な糖分は免疫力を削ぐと聞いています。

 

★口腔内をいつも清潔に保つ

 口の中の雑菌で風邪や肺炎になる可能性を減らせます

 眠る前は特に清潔に。せめて口をすすぐくらいはする

 

★バランスよい食事を心がける

 

★動けるうちは軽いウォーキングやストレッチをする

 

★過剰なストレスをためない

 ストレスがすごくかかる人のいるところや場所は避ける

 好きなことは無理にやめない。やめると逆にストレスになるので

 

★身体を冷やさない

 部屋の温度を上げたり、一枚多く身にまとったりするのは当然ですが、

 しょうが茶や温野菜など、内側から体温を上げる工夫をする。

 免疫力がアップしそうです。

 

あと大病していない時から心がげていることとしては

過剰に薬に頼らないということです。

 

具合悪いといってすぐに病院に行くのでなく、

様子見して、工夫して、やっぱり自力では無理となった時に

病院でお世話になりたいです。

 

自力でどこまで治せるのか普段から感覚を掴んでいたいです。

 

もちろん症状によっては急を要する場合があるので、

すぐ病院へ行かなければいけないこともあるでしょう。

 

正解はないので、判断は難しいところです。

将来のことは神のみぞ知る。

 

せめて可能な限り健康維持を心がけていきたいし、

仮に大病を患っても、少しでも生活の質をよくする

努力をしていきたいと今は考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

歌舞伎は女方の演技を観るのが一番の楽しみです ~11月吉例顔見世大歌舞伎~

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11月の歌舞伎座公演に行ってきました。

 

午前の部はインドのお話「マハーバーラタ戦記」です。

世界3大叙事詩のひとつだそうで、長い長い物語です。

 

争いの世を収めるのは慈愛か武力か。

今のイスラエルウクライナ情勢と重なります。

 

歌舞伎の見方・楽しみ方はいろいろあるけれど、

今の私の一番の楽しみは女方の演技を観ること。

 

今回は中村米吉さんが演じた汲手姫の美しさに魅了されました。

華やかな着物に包まれた姿が美しすぎます。

 

他の女方の役者さんたちもそうでしょうけど、若いうちから

現実離れしてるほどの女性特有の美、妖艶さ、可愛らしさなどを研究して

いるのでしょうね〜。すごいなあ。